歴代オリンピックのメダル数の国別ランキング!日本は何位?
歴代オリンピックのメダル数(総数)の国別ランキングです。
日本は、冬季オリンピックよりも夏季オリンピックの方が強いですね~。
また、なぜ日本のメダル数が少ないのか?やドイツはなぜ強いのか?なども考察してみました。
2017年時点のランキングです。
歴代夏季オリンピックのメダル数(総数)の国別ランキング
順位 | 国 | 金 | 銀 | 銅 | 総数 |
1位 | アメリカ | 1036 | 802 | 708 | 2546 |
2位 | ソ連 | 395 | 319 | 296 | 1010 |
3位 | イギリス | 272 | 313 | 293 | 878 |
4位 | フランス | 232 | 253 | 284 | 769 |
5位 | ドイツ | 230 | 258 | 282 | 770 |
6位 | 中国 | 227 | 162 | 154 | 543 |
7位 | イタリア | 219 | 189 | 197 | 605 |
8位 | ハンガリー | 178 | 154 | 173 | 505 |
9位 | ロシア | 153 | 144 | 164 | 461 |
10位 | 東ドイツ | 153 | 129 | 127 | 409 |
11位 | スウェーデン | 146 | 175 | 188 | 509 |
12位 | オーストラリア | 146 | 167 | 191 | 504 |
13位 | 日本 | 142 | 134 | 165 | 441 |
14位 | フィンランド | 106 | 86 | 120 | 312 |
15位 | 韓国 | 90 | 85 | 89 | 264 |
16位 | ルーマニア | 89 | 95 | 122 | 306 |
17位 | オランダ | 88 | 95 | 113 | 296 |
18位 | キューバ | 76 | 67 | 70 | 213 |
19位 | ポーランド | 69 | 87 | 134 | 290 |
20位 | カナダ | 64 | 104 | 135 | 303 |
日本は13位ですね。
夏季五輪の国別ランキングについて思うこと
1位は堂々のアメリカです。第1回が1896年のアテネですから以後百年余り「アメリカの世紀」だったわけです。
まあ、もちろんこれからオリンピックの歴史が何百、何千年と続けばその性向も様々と変化してゆくことでしょう。近年明らかに台頭しつつある中国がどう伸ばしてゆくか。さらにまた新たな「勢力」の台頭があるかもしれませんね。
とりあえず全体に見てまず米英仏ソ独伊などのいわゆる「列強」そしてハンガリー・東ドイツなどの旧東側陣営が入っているのがなんともですね。
日本はメダル数では意外にこういった国々の後塵を拝しています。
歴代冬季オリンピックのメダル数(総数)の国別ランキング
順位 | 国 | 金 | 銀 | 銅 | 総数 |
1位 | ノルウェー | 118 | 111 | 100 | 329 |
2位 | アメリカ | 96 | 102 | 84 | 282 |
3位 | ドイツ | 86 | 84 | 58 | 228 |
4位 | ソ連 | 78 | 57 | 59 | 194 |
5位 | カナダ | 62 | 55 | 53 | 170 |
6位 | オーストリア | 59 | 78 | 81 | 218 |
7位 | スウェーデン | 50 | 40 | 54 | 144 |
8位 | スイス | 50 | 40 | 48 | 138 |
9位 | ロシア | 49 | 40 | 35 | 124 |
10位 | フィンランド | 42 | 62 | 57 | 161 |
11位 | 東ドイツ | 39 | 36 | 35 | 110 |
12位 | オランダ | 37 | 38 | 35 | 110 |
13位 | イタリア | 37 | 34 | 43 | 114 |
14位 | フランス | 31 | 31 | 47 | 109 |
15位 | 韓国 | 26 | 17 | 10 | 53 |
16位 | 中国 | 12 | 22 | 19 | 53 |
17位 | 西ドイツ | 11 | 15 | 13 | 39 |
18位 | 日本 | 10 | 17 | 18 | 45 |
19位 | イギリス | 10 | 4 | 12 | 26 |
20位 | EUN | 9 | 6 | 8 | 23 |
日本は18位でした。
冬季オリンピックの国別ランキングについて思うこと
いわゆる「北国」による独占状態です。
ただ世界の多極化に伴い、中国や韓国、日本、オーストラリアなど、といった新勢力が次第ににぎわしてきそうです。
荒川静香さんが金メダルを取った時も、日本の金メダルの数は1つでしたからね。
おすすめ記事:歴代オリンピックの日本のメダル数の推移
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日本のメダルが少ないわけ
メダルがオリンピックのすべてではないでしょう。でも、ランキングを見ると日本の少なさは気になるところです。いわずと知れたGDP世界第3位国家です。人口だって1億2千万人けっして少ないわけではございません。
ではなぜか。
まず20世紀前半については「欧米」系の独壇場ですね。そもそもそういった文化がまだそのほかの地域にはほとんど根付いていません。その上、イギリス、フランスなどは世界中に植民地を展開していますから強いに決まっています。
次に考えられるのが日本の「伝統的価値観」、そして「時代」ですね。
日本人は大変に勤勉でまじめですからね。特に20世紀頃といえば、「まず仕事」です。
「働かざるもの食うべからず」という諺がございました。
スポーツでは食っていけない。それが、第三次産業が盛んになった高度経済成長期でもあまり変わりはなかったようですね。あの頃は本当に「時間がありません」でしたから。「モーレツ」なんて言葉も流行っていました。
野球はプロスポーツとして大変な人気を集めておりましたが、当時オリンピック競技ではございません。
近年になってようやくそういったものが少しずつ根付きつつあるのでしょうか。どこいらの国々のように国家プロジェクトとしてやるということはあまりございませんし、また、人々の営みへの多様性もやはり欧米とはまた違いますからね。
なぜドイツは強いのか
やはりメダル数でどうしても目を引くのは「ドイツ」じゃないでしょうか。
確かにGDP世界4位、人口は8,300万の大国であることには間違いないのですが、毎回のように夏冬とも上位の常連。累積メダル獲得数でも上記のとおりです。
いつも思うのですが、なぜあそこはあんなに強いのでしょう。
GDP、人口ともに日本の方が上ですが、スポーツとなるとドイツは常に上位に入ってきます。
ゲルマン魂という、勝負を最後まで捨てないという戦う魂が浸透していることや、負けても原因を理詰めで考える国民性もドイツのスポーツの根底にあるのかもしれません。
パラリンピックについて
夏季ではアメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリア、中国、フランス、オランダ、ポーランド、スウェーデンなどといった国々で多くの獲得が見られます。
この辺りはそれぞれの国の性格が如実に反映されますからね。やはり高福祉国は顕著。中国やポーランドといった旧社会主義国家も見られます。
冬季ではオーストリア、ドイツ、フィンランド、ノルウェー、アメリカなどですね。
まとめ
今回は、歴代のオリンピックの国別メダル総数をまとめました。
過去の東京オリンピックや長野オリンピックでは、メダルの獲得数が多かったので、2020年の東京オリンピックには期待したいところですね!
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