オリンピックのサッカーに年齢制限がある理由はなぜ?

オリンピックにはいくつかの競技で年齢制限が設けられています。同じようにサッカーも年齢制限が設けられているのですが、もっと年齢制限を下げればいいのに…と思っている方も少なくないと思います。

 

今回は、オリンピックのサッカーで年齢制限が設けられているのはなぜなのか?についてです。

 

オリンピックで年齢制限のある競技とは?

オリンピックにはいくつかの競技で年齢制限が設けられております。

その理由は種目によって様々なようですが、まずどういった種目にあるのかを見てまいりましょう。

 

〇スケート(フィギュア・ショートトラック・スピード)

15歳以上

 

〇体操

男子16歳、女子15歳以上。

 

〇新体操

16歳以上

 

〇水泳(飛び込み)

15歳以上

 

〇ボブスレー

満18歳以上

 

〇ボクシング

17歳~34歳

 

フィギュアスケートの浅田真央さんが15歳で出場できなかったと話題になったことを覚えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

 

世界を代表する人気スポーツ「男子サッカー」の年齢制限

さて、よく知られていることかもしれませんが、男子サッカーでも23歳以上は出場できません。ただ、その理由は他の競技とはやや様相が変わってくるようです。

 

サッカーは言わずと知れた世界的な人気スポーツです。ボール1個さえあれば大概どこでも手軽にプレイできます。そして、今やサポーターや、地域、ビジネス、文化、などと人々の精神にも深く根差しています。またUEFAやFIFAなどによる巧みな宣伝戦術などによりかつてはサッカーに縁遠かった地域にもかなり流布されるようになりました。

 

オリンピックのサッカーに年齢制限がある理由はなぜ?

オリンピック開始以来の因縁、「ある協会」と「ある協会」の駆け引きがあるようです…。

 

全世界のサッカーを取り仕切る中枢であるFIFAとしては同じく4年に一度あるW杯を世界最高峰無二の大会にしたくて仕方ありません。対してIOCとしても第1回以来の「アマチュア主義」へのこだわりがあります。

おかげでプロが参加できない西側強豪国などを尻目にして大会ではソ連などの東側諸国が席巻します。

 

ただIOCもロサンゼルスオリンピックを機に商業主義の台頭が始まります。すると、当然かなりの広告収入が見込めるサッカーへの傾倒は避けられません。まず手始めとして同大会にてプロ選手の出場を容認します。

 

しかし、だからと言ってFIFAがそんなかつての「特権」を見す見す手放すはずがありません。

バルセロナオリンピックではU-23枠規定を同意させますが、アトランタ大会ではオーバーエイジ枠として各国3人までの出場を容認します。大人による「球際の攻防」は熾烈です。

 

オリンピック開催期間の問題とサッカー運営者側の本音

オリンピックの開催期間もまた問題です。

開催される8月は本場ヨーロッパなどにおけるリーグが開幕した当初、そんな出先に主力選手が続々と出られては各協会もクラブチームもそれにかかわる者としてもたまったものではありません。

 

これに類似した例はほかの種目でもいくらか聞くことができますね。

 

……。

 

レスリングや野球、ソフトボールなどで話題になったように大概各種目においてオリンピックに参加するのは悲願となっておりますが、こと男子サッカーだけに関しては「やめてもいいよ」と言われれば「唯一手を挙げる競技」とも言われております。

もちろんプレイする選手たちとなると様相が変わってくるのでしょうが、機構単位となると。

 

まとめ

4年に一度のW杯でバッと盛り上がるという点では悪くないと思います。ただ、あまりに世界中に多くいる「見る」方と「やる」方をしらけさせないようにだけはしてほしいですね。

特に例の両団体はそうでなくてもね……。

 

子供たちは大人の背中を見て大きくなっていきます。

それともこれが理想の大人なのでしょうか。